秋の切ない気候がそうさせるのか、
なんだか晴れない、複雑な心境で
始終上の空。
フワフワと物事の瞑想に耽っている様な状況だったんですが、

彼の隣で真剣に思ったことがありました。



「この人を裏切るようなことをした時

 あたしはほんまに死ななアカンな」


と。


ケーブルの中で思いました。



別にね、将来を保障しろとか誓えとか思ってんじゃないんですよ。
人と人の事情ですから
もしかしたら明日別れが訪れるのかもしれません。

心は変わるものですし。


そういう問題じゃなく。



「裏切ること」がどういうことかは時と場合によって異なるけれど
とにかくそう思ったんです。


ま、この時は別の理由で死んでしまいたかったけど。