記録用。

他ブログから引用。



3月末。

東京へ発つ彼を見送りに行きました。

6年過ごした部屋を引き払い、

1日宿無し状態になった彼は1日私の部屋に泊まったんですが

それが余計に切なくて

 

朝は絶対私のほうが先に起きているのに

発つ日の朝は彼の方が早くて、

いつも絶対にする二度寝もせず。

仕事があるといってベッドから私が出ようとすると離してくれず。

 

今まで見たことがないくらい穏やかな表情をした彼が

まっすぐに私を見ていて

絶対泣かないと決めていたのに

涙が止まらなくなってしまいました。

 

新幹線は14時。

お昼を一緒に食べて、その足でホームへ。

何も言葉にならなくて。

けれど「じゃあ」って言葉が聞きたくなくて

一心にどうでもいいことをしゃべり続けていた気がします(笑)

 

 

けれど話も尽きて時間も迫って

 

「・・・じゃあ 行くね」

 

彼がその言葉を発した瞬間心臓がキュッてなりました。

 

でも涙だけは見せないと一生懸命に堪えて

「じ・・・じゃあ!!元気で!無理はしないよーに!

 3日までは我慢するけど、音信不通が5日続いたら疑ってやる(笑)」

「おぅ!!(笑)

 ・・・そっちも、無理せられんよ。(彼は四国出身)」

「うん。」

 

そんな会話を最後に彼は行ってしまいました。

見えなくなった瞬間涙がこぼれそうになったけれど、

なんとか堪えて私も帰路へ。

 

いつもは乗らない電車に乗って帰りました。

いつも使う電車は彼の住んでいた街を通るから。

 

 

それで部屋に着いたわけですが、

そこで思いがけない出来事が。

ポストに入っていたのは切手も貼らず、住所も書いていない手紙。

彼は手紙を残していってくれていました。

夕方のただでさえ切ない時間。

数時間前まで一緒に過ごした部屋に一人帰り、

手紙を読んで・・・・

 

もう泣かない理由もなく(苦笑)

わんわん大号泣

悲しい言葉が書いてあったわけではないのですが

むしろ優しい言葉の数々に涙が止まりませんでした。





・・・そんなで、彼との遠距離は始まりました。

とりあえずは3ヶ月。

3ヵ月後にまた配属が変わるので。

会えない寂しさを、次会ったらどう過ごすかの楽しみに変えて

頑張っていこうと思います